橋本翔太さんの著書『わたしが「わたし」を助けに行こう』を読みました。
タイトルは知っていたのですが、本の装丁のイラストが女子高生だったので、学生さん向けの本だと勝手に思って、読んでませんでした。
今日も今日とてダラダラ YouTubeを観ていたら、橋本さんの「【なぜか舐めらめる人】深層心理に隠される衝撃の理由と解決策」が流れてきて観ておりました。
私も外ではいい人を演じているつもりなのに、いつも怒られたり舐められたりします。その事についてすごく的確に説明されていて著作も読んでみようと思い立ったのでした。
『わたしが「わたし」を助けに行こう』の本の中で一番心に残ったのが、自分で自分を救うことが出来る、ということでした。
他人のせいでこんなに傷ついているのだから他人にそれを癒やして欲しいと思うのは当然だが、自分で自分を救うことが出来ることを忘れないで欲しいと書かれてました。(うろ覚えです。また読み返します。)
私は人生がうまくいっていないのは、すべて母親のせいかと思っているのですごくドキっとさせられました。
精神科でアスペルガーの診断を受けた時に色々な心理検査を受けましたが、その中の一つの結果欄に「他人への依存が強い」と書かれてました。
行政の手続きとか、父の病気入院に関しても母親がやらなければいけないことの多くを代わりにやっているため、どちらかというと自分のことは自分で出来る、一人で生きていくのだから何でも自分で出来るようにならなければと頑張っていたつもりでした。
あの検査の「他人に依存」というのは、自分がうまくいかないことを他人のせいにしている、という意味だったのかなあ、と何となく思いました。
昨今は無職でつらい時期を過ごしていますが(たぶん、このことにも隠れてたメリットがあるのでしょ。職場で傷つかなくてもいい、無能だと思われたくない、など)ナイトくんワーを進めていこうと思います。自分の見たくないものと向き合うのはつらいです…。
『わたしが「わたし」を助けに行こう』P112~ ステップの詳細は著書をご覧下さい。
ステップ1
いつも仕事をなげ出して辞めてしまう。胃のあたりがザワザワ
ステップ2
ザワール
ステップ3
①ザワール、どうしていつも仕事をなげだして辞めてしまうの?
認めてくれないうえにイジワルされるから
②ザワール、あなたの『ミッション』1は何ですか
いじわるな人からわたしを守っている
③ザックール、あなたがその『ミッションをやめたら、私はどうなると思っている?
また学生の時のようにうつになって、すべてのことが出来なくなってしまう
ステップ4
そんなんに気づかってきてくれたのに全く気が付かなくてごめんね。今までありがとう。心配ばかりかってたね
⑤今私は41歳になって一人暮らしも出来てるし、職場も意地悪な上司意外とはうまくやれるように成長したよ、少し人間関係がうまくなったんだ。だから、あまり心配しないでね。
⑥でもまた頼るかもしれないのでその時は助けてもらってもいい?
⑦明日またお話しするの、楽しみしてるよ
他人のせいにしないでも、私は自分で立ちなおることが出来る。問題を抱えたままでも生きていけると信じて生きていきます。